皆さんは意識的に「話し方」をトレーニングしていますか?
コミュニケーションは昨今では「聞く」力が重要視されている感がありますが、「話す力」は身につけておきたいもの。
いつだって魅力的なスピーカーに人々は心動かされ、魅了される・・・
同じ内容を話してもその話し方で結果が変わってくるのであれば、無視できないスキル。そして話し方を「鍛える」という発想に至る人はなかなか少ないのではないでしょうか。
しかし、なかなか話す力を鍛えようにも腰が重い・・・
そんなあなたに
自己啓発をしながら話す力も飛躍的に高まる一石二鳥の最強メソッドをアナウンサーの魚住りえさんの書籍「たった一日で声までよくなる話し方の教科書」よりご紹介します。
最強メソッド・・・それは「朗読」
魚住りえさんは自著の中で「何を話すかより、どう話すか」が重要だ説きます。そしてその「どう」話すかにおいて重要なのは
・強調
・抑揚
・メリハリ
の三つに集約されると。つまり
「言いたい部分が上手に強調されている」、そして「程よい抑揚がある」、さらに「全体像をつかんでメリハリがついている」とのこと。
その三つを伸ばすのが朗読なのです
具体的な方法に移る前に、この朗読トレーニングの効果を魚住さん自身の体験から学び、モチベーションを上げましょう。
朗読のトレーニングをしていると、それだけで「会話」も段違いに上達します。これは私自身の経験上、実感したことです。というのも、なぜか言葉がスラスラ出てくるのです。会話において「その場に応じた言葉が出てこない」「当意即妙な受け答えができない」という悩みをよく聞きます会話というのは言葉のキャッチボールですから、「言葉の反射神経」みたいなものが必要になってきます。それが「朗読」によって劇的に改善するのです。
トレーニングの実際
トレーニングは①黙読→②音読→③朗読の3つの要素から成り立ちます。
実際に僕の愛読書
「7つの習慣」で実践してみましょう。
①まずは黙読で何を言いたい文章なのかを考え、頭の中でウォーミングアップ
ここでしっかりと内容を把握しましょう
②つぎにペンを持って強調したい単語やセンテンスをマーク。
それぞれのワードに
・上げ気味に
・ポジティブに
・抑えめになどの抑揚を考え、メモしていきます(これは本書のお手本)
③実際に朗読
ここで重要なのは「録音する」ということ。魚住さんは「録音なくして上達なし」と本書で強調しています。
単純に音読するより手間はかかるが
朗読は脳の前頭葉を鍛えることは有名ですね
本書を利用して、音読をもう一歩踏み込んだ形で日々の習慣にできれば、多大なリターンが望めるでしょう。
なにせ、本の中身が自分の脳に刷り込まれ、話す力までついてしまう魚住メソッド。
オススメです