昨日「スライトエッジ」という本を読み返していた。
スライトエッジは「true man」というハンドルネームの方がコメント欄で紹介してくれて出会った一冊だ。
改めて、この1冊は素晴らしい。
他人に何かを強制することは気が引けるが、「オナ禁」に興味がある同志に配って歩いて普及活動をしたい。そのくらいおすすめの一冊だ。
本書で一貫して説かれているのは
「とるに足らない小さなことを大事にしよう」ということだ。
具体的に、著者のいう「取るに足らない小さなこと」とは、思考は現実化するのような名著を一日「10ページ読む」のようなことだ。
多くの人はこう思うだろう「そんなことで人生が変わるわけがない」と。
だが、こういう人たちは「小さな積み重ね」の威力を体感したことがないのだろう。
そして例外なく「1日10ページ本を読む」のような、数分で終わるようなことすら継続できない。1日10ページ、1か月で365ページ。年間で12冊本を読むことができる。それを10年続ければ120冊。30年で360冊。一日10ページ読むことは「時間」という武器を携えると、圧倒的な強みになる。
僕にとって取るに足らない小さなこととは例えば「ブログを書く」ことだろう。このブログも記事数500を超え、2年以上継続している。1つの記事を書くのに、1時間もかからない。だが、このブログが僕の人生にもたらしたことは計り知れない。僕にとってブログ執筆は間違いなく「スライトエッジ」の哲学の実践に他ならない。
オナ禁が人生を変える理由の一つとして、オナニーに費やしていた時間を何か違う、生産的な営みに使うことができるという点がある。
「あの時、オナニーをしていて本当に良かった・・・!」と思えるようなイベントがこれまでに、そしてこれからあるだろうか。限りなくゼロに近いだろう。
スライトエッジの哲学は「人生、いつ、どんな瞬間からもやり直すことができる」という力強いものだ。
しかし、スライトエッジはその「取るに足らない小さなこと」であるがゆえに、「宝くじ」のような奇跡のように人生を変えるものではない。3年、5年、10年という「時間」を要するものだ。それ故に、スライトエッジの哲学を人生に取り入れるのは早ければ早いほうがいい。
僕は本エントリーを「布教」目的で書いた。著者のジェフオルソンは「マルチ商法」で有名な人物らしいが、本書にはそういったエッセンス(セミナーの宣伝等)は一切出てこない。
ちなみにアメリカアマゾンでは、原著は1300を超えるレビューと満点に近い評価がついている。日本では何故あまり話題にならないのか残念でならない。
オナ禁とは、「スライトエッジの哲学」の実践に他ならない。だからこそ、本ブログを読んでいる同志にこの書籍と出会う場所を提供したかった。ステマだと思われてもいい。
スライトエッジはあなたの人生の良い伴侶となることを確信している。