意志力。
一昔前は
「俺は意志が弱いから・・・」
と、人の特性・パーソナリティーの一つとして捉えられていたもの。
しかし現代では意志力は筋力と同じように、意識的なトレーニングによって鍛えられることが科学的な実験で明らかにされています。
意志力は
何かを
- 始める
- やめる
- 続ける
- やり遂げる
という力の総称であり、これらの力をもって何かを
成し遂げる
力だと定義します。
今日はこの意志力を鍛える上で参考になる凄本をご紹介します。
①WILLPOWER 意志力の科学
まずはこの一冊。
何を隠そう、この書籍の作者のロイ・バウマイスターこそ
意志力=筋力説
を実験によって明らかにした人物です。
意志力というものを俯瞰し、さらに具体的なTIPSも散りばめられており、理から入って実践までを網羅した一冊。
意志力について1冊選べと言われたら僕はこの本をお勧めします。
②スタンフォードの自分を変える教室
言わずと知れたベストセラー
この本がバカ売れしたのも、今の日本に「自分を変えたい」と願っている人が多いかを物語っています。
意志力(やる力・やらない力)を高める方法を科学的な実験をもとに、今日からでも実践できるTIPSに落とし込んでくれています。
僕が実践している
間食にナッツ
や瞑想もこの本に強く影響を受けています。
文庫版も出ているので是非一読をお勧めします。
③自分を見違えるほど変える技術
仕事・お金・依存症・ダイエット・人間関係 自分を見違えるほど変える技術 チェンジ・エニシング
- 作者: ケリー・パターソン,ジョセフ・グレニー,デヴィッド・マクスフィールド,ロン・マクミラン,アル・スウィツラー,本多佳苗,千田彰
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2012/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は意外と知られていませんが、凄本です。
自分自身を科学者とし、自分の行動を分析することが重要だと著者は述べています。
分析方法として自分自身に与える影響力を六つの発生源
1.個人レベルのモチベーション
2.個人レベルの能力
3.社会レベルのモチベーション
4.社会レベルの能力
5.構造レベルのモチベーション
6.構造レベルの能力
に分類し、一番影響の大きいものにアプローチしていく方法が述べられています。
④スイッチ!「変われない」を変える方法
アイデアのちからでも有名なチップ兄弟の1冊。個人や組織が変われないのは怠け者で気まぐれだけれど、エネルギーのみなもとになる「象」と計画的な リーダーだけれど、頭でっかちで空回りすることもある「象使い」が協力し合えないからだと述べる。両者が協力しあうためのちょっとした工夫を興味深いエピソードとともに紹介した1冊。サクサク読めて即実践できます。
⑤やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~
意志力は筋肉であるがゆえに、疲労してしまいまったく役に立たないこともしばしば。
いかに意志力を消費しないか?という観点からのアプローチも抑えておくことで意志力筋は最高のパフォーマンスを発揮します。
この書籍「やってのける」は意志力を使わずに自分を動かすというサブタイトルのように、自動的に目標達成するように自分を仕向けるTIPS・考えが非常に盛りだくさんです。計画の立て方も、自分のタイプにあった立て方をすることで達成率が高まるなど興味深い内容がぎっしり詰まっています。
上記の意志力本と合わせて読むことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
意志が弱いとクヨクヨする前に、上記の本を読んで科学的に証明されたアプローチを試してから悩みましょう。
ん?上記の本を読むやる気が出ない?
確かにどれも内容の濃いものが多いです。
それならこの一冊
脳科学の第一人者である池谷氏が「やる気」を出す方法をひじょう~にわかりやすく説明してくれています。
この本をよんでやる気がでなかったら諦めるか・・・
筋トレしましょう
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
- 作者: Testosterone
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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