僕は様々な悪習慣を持っている。
そのうちの一つが
「爪を噛む」というものだ。
幼少期から現在まで未だに克服できていない。
「髪は細部に宿る」というが、オナ禁ジャー的に言えば「清潔感は指先に宿る」である。
これではいかんということでこんな商品を注文してみた
これは、爪に塗るベースコートと言われる補強材なのだが、特筆すべきは成分に「苦味成分」が含まれている事。
爪を噛もうと口に手をもっていくと、口内に不快な苦みが広がるのだ。
習慣を考えてみよう
話変わって習慣について考えてみたい。
習慣の力 The Power of Habitによれば、習慣はつまるところ以下の図を理解することが重要であるという。
なにかのきっかけに反応し、ルーチン(習慣)が発動し、その結果、報酬が得られるというループ。
今回の僕の爪噛みを例にとって考えてみる。
僕は人前で爪を噛むことはないが、一人で何か集中した作業をしようとするとき(きっかけ)に手を口にもっていくことが多い。ルーチンは爪を噛むこと。爪の白い部分がなくなるまで噛んでしまうが、それがすっきりした感覚を覚える。
上記のマヴァラトいう商品はこの「報酬」という部分に作用するアイテムだ。報酬が得られると無意識に脳がしむけて爪を口にもっていくが、結果は不快感という報酬とは逆のものがもたらされる。その繰り返しによって、脳が爪噛みという習慣を忌み嫌うようになれば成功だ。
アルコール依存症の治療に抗酒剤といわれる薬物が用いられることがある。この抗酒剤を服用してアルコールを摂取すると、頭痛や吐き気などの症状が現れるためお酒を控えることができるようになるという代物だ。これもマヴァラと同じカテゴリーに入るだろう。
オナ禁成功のカギは「きっかけ」を特定する事
オナ禁の場合は、写生することで不快になる薬物などは存在しないため、習慣を発動させる「きっかけ」を特定することが重要だ。
僕の場合は確実に「家で一人でいるとき」が45りたいきっかけとなる。その場合、対策としてはなるべく一人で家にいる時間を作らないということになるだろう。
あなたが何かを習慣化させたいというときは、上記の図を想い出してほしい。詳しく知りたい方は
習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)
- 作者: チャールズ・デュヒッグ,渡会圭子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/19
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