バズーカ岡田氏の筋トレ愛好家向けの食事管理本が出たぞ!!!
その名も「無敵の筋トレ食」
対象となる読者層は「ある程度筋トレを行っているトレーニー」といえるだろう。
最近、ある結論に至っているのだが
ウエイトトレーニングをしながら、糖質を極限まで削ることは不可能、と。
MEC食などは一考の余地があると考えている。
運動をしないデスクワーカーなどは、糖質をある程度抑えてもよいだろうが、職業上立ち仕事が多く、筋トレも高強度で行う自分は、糖質とうまく付き合っていく方法を模索している。
そんな中であったのが本書。
著者のバズーカ岡田氏は、日体大准教授、理学療法士、アスレティックトレーナー、そして自身もボディビル大会に出場する「理論と実践」を兼ね備えた人物だ。
本書の素晴らしいところは、岡田氏が自らのボディビルの実践の中で、試行錯誤してたどり着いた食事理論であるという点だ。その文章には、思いには、血が通っている。
氏が提唱する食事理論は、至極全うという読後感がある。PFCバランスを考えて食事を組み立てるというものだ。この辺りはtestosterone氏と相違はない。
本書を読むと、岡田氏の「食事に対する熱意」に感化されて、食事を大切にしようというマインドが強化される。そして、もう道に迷うことはないのだろうな、という安心感がある。
昨今、筋トレyoutuberなどが動画で爆食いをしたり、水抜き・塩抜きといって動画をアップする様がある。これに対しても氏は警鐘を鳴らしており、本書を読むと、筋トレでの食事をエンタメ化している彼らに対する見方を変えざるを得ない。
正しい筋トレ食、王道の食事術を学ぶために、必ず読んでほしい。
岡田氏の別の書で「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」も、一見遠回りの様で、「しっかり効かせる」という基本を学ぶには最適だ。
本書にはお勧めレシピも掲載されており、早速試してみた。
ブランパン+サバの塩焼き=サバサンド
ごめん岡田さん!!!!!ネガキャンみたいになってしまいました!!!!!
(味は美味しかったです)