いよいよ明日、コーチングの講習に行ってきます。
このブログでも度々コーチングの話題を取り扱っていますが、本格的にコーチング道を歩む前に初心を記しておきます。
何故コーチングなのか。それは
「なぜ人は変われないか」
「人が変わるということがどういうことなのか」
「どうすれば人は変われるのか」
の解の一つになると考えたからです。
このご時世、情報は山ほどあります。
お金持ちになる方法も。
マッチョになる方法も。
モテモテになる方法も。
東大に入る方法も。
しかし、大半の人は「どうすればいいのか」を知っているけど、それを実践し、結果を出す人となると極少数でしょう。
僕もその一人です。
高校までは田舎の進学校に苦労もなく進みましたが、ここから雲行きが怪しくなります。なんとなく高校時代を過ごし、大学もFラン大学で過ごし、新卒で入社したクリニックは1か月弱で退職。
各ステージ毎に、「俺は変わる!!」と意気込み、三日坊主で終了。その繰り返し。
なんとか大学まではだましだまし乗り切れましたが、クリニックでは流石にぼろが出ました。
「なぜ俺は、こんなにダメなんだろう。なぜ、頑張れないんだろう」
自分を責め続けました。本当に、本当に辛かった。自分の自助努力で、なんとかなる問題だったのに、頑張れなかった。
そこから約6年。地元に帰り、多くの人に支えてもらいながら今は前を向いています。
漠然とした「なぜ俺は、こんなにダメなんだろう。なぜ、頑張れないんだろう」は残っています。だけど、今はっきりと一つ言えるのは
「自分と同じような境遇にある人のサポートがしたい」という信念が芽生えたことです。
そこで「コーチング」です。
僕の通うスクールはコーチングをこう定義しています。
パフォーマンス向上のために、対話によって対象者を勇気づけ、"気づき"を引き出し、"自発的行動"を促すコミュニケーション・スキル。
・パフォーマンスの向上
・勇気づけ
・気づき
・自発的行動
これらの要素の先に「変わる」があると思うのです。
僕のブログを見てくださる方々は、どの方も今より高みを目指したいという向上心のある素晴らしい方々ばかり。そしてこの世に可能性のない人などいないと思うのです。
みんな「キッカケ」をつかめないだけ。
そういった方々に、コーチングという形で「キッカケ」を提供したいな、と思います。
僕との出会いが、クライアントの人生カーブが上向きになるきっかけになる。
そんな活動ができれば、僕の「頑張れなかったこれまでの人生」を肯定でき、愛せるのかなとも思います。
コーチングってなに?という方へ。この「ザ・コーチ」は僕がコーチングに出会うきっかけになった1冊。本当に素晴らしい1冊です。ぜひご一読を。