僕はこれまでたくさんの物事に手を出してきた。
・資格試験
・マラソン
・トライアスロン
・筋トレ
・自己啓発
・早起き
・オナ禁
・コーチング
・食事改善
一定の効果や成果を出せたものもあるが、その多くが挫折の連続だった。掲げる目標は壮大だが、その目標達成に向けた行動が続かない。3日坊主。壮大に宣言するにもかかわらず、長続きしないため
「口だけ王子」の異名をつけられたことも・・・いや、王子は撤回しよう。
そんな中、FINISH! 必ず最後までやり切る人になる最強の方法 という書籍を購入した。
この本を読んで、確信した。
「完璧主義って、クソだわ!!!!!!!!!」
と。
本書で軽快に語られる完璧主義者の傾向はまさに、自分に当てはまる。
例えば、「挫折するのは、完璧にできなかった翌日」という指摘はまさに!と唸ってしまったし、やたらと高い目標を立てがちなのもあるある。
オナ禁をする人にありがちな「連続何日」という表現。まさに僕もやってしまうのだけれど、その連続日数が止まってしまった瞬間、オナ猿に戻ってしまう現象はあるあるだろう。例えば毎日オナニーをしていた人が、週に2週間に1回の頻度に落とすことができれば年間365回から、年間24回に減少しする。これは大きな前進だ。しかし、完璧主義者は、人生からオナニーを排除しないと失敗だとみなしてしまう。失敗だとみなした瞬間、自暴自棄となり、結果として年間365回以上オナニーをしてしまう。この文章にドキッとした方は、本書はマストバイだ。僕がまさにそうだから。自分の人生がうまくいかない理由の一つに「完璧主義」の傾向が邪魔をしているのは間違いないと確信した。
自分を今より良いところに向かわせようという意志は非常に崇高だ。しかし、そこに完璧主義という傾向があるとかなり厄介だ。本書は、そんな物事が続かない「完璧主義者」への処方箋だ。
特に、第二章「目標は半分にしろ」と第4章「やり遂げたいことを楽しいことにせよ」は非常に参考になった。
・壮大な目標を立てて、瞬間的に高揚し、直後に目標が壮大すぎて、初めの一歩がちっぽけに見えて行動できない僕
・目標達成は困難で、忍耐の連続でなければならないと勝手に思い込んでいた僕
を救ってくれた。
年始に立てた目標を達成できる人は8%しかおらず、92%は挫折するという。本書を読めば、なぜ挫折してしまうのか、そしてやり遂げる8%のグループに入る方法を得ることができるだろう。