オナ禁が最強のライフハック。
これは揺ぎ無い事実。だが、世間を席巻しているのは「筋トレが最強のソリューション」として公言するtestosterone氏だ。
処女作である「筋トレが最強のソリューション」はtestosterone氏がtwitterでつぶやくテストステロン値マックスのツイートをまとめた本だが、多くの人の筋トレ欲に火をつけて数万部を売り上げるベストセラーとなった。
そして待望の新作である「スーツに効く筋トレ」と「人生の99.9%の問題は筋トレで解決できる」が発売となったので早速購入!
やはり期待を裏切らない良作であった!!
今作もなぜ筋トレが最強のソリューション化を説く。さらにその先へ!
本作も筋トレをせざるを得ないようになる、モチベーションに火をつける言葉がずらり。
欧米のビジネスマンにも筋トレ好きは多いが、むしろ彼らは一様に成績優秀者である。
筋トレとは「現状把握」→「プラン作成」→「評価(アセスメント)」→「さらなる成長に向けたプラン作成」というサイクルを通して、自信を高めていくものだからだ。これはビジネスシーンにおける、いわゆる「PDCAサイクル」に近い。
スーツに効く筋トレの第一章はタイトル通り、なぜ筋トレが「ビジネスに効く」のかを 説く。コミュニケーション、ビジネススキル、パフォーマンス・・・仕事で成功するためのあらゆる要素が「筋トレ」によって劇的に改善する。一見脳筋発言にも受け取ることのできるこれらの主張は氏の見事にロジカルな文体で説明され、実に清々しく頭に入ってくる。なぜなら、僕も筋トレ愛好家であり、彼の主張の多くを体験済みであり、あるある!なのだ。それを見事に言語化してくれている。
「スーツに効く筋トレ」は、ビジネス系の新書を取り扱う出版社から出版されているため、ビジネス寄りのカチッとしたテイスト。それに対して、「人生の99.9%の問題は筋トレで解決できる」は前著「筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法」を踏襲する一項目完結型の読みやすさ重視の一冊となっている。
どちらの書籍も前作と異なるのはより具体的に「どんなトレーニングをすればいいのか?」という疑問や「どんなものをいつ、どれくらい食べればいいのか」に答える形となっていることだ。さらに巻末に乗っている具体的なトレーニング・食事プランを示した「自宅でできる8週間チャレンジ」はまさに人生を変える8週間になり得る、量・質ともに絶妙な内容になっている。
スーツに効く筋トレは栄養学の知識も突っ込んで記載されており、中級者向け、人生の~は初心者向けの内容になっている。
どちらを買うべきか?と言われたら
「前作を含めて3冊買うべきです」と僕は答えるだろう。
それくらいteststeron氏の主張は人生の主軸にすべき、シンプルかつ明快なものだ。
3冊を完全読破し、来年は最強の身体を手に入れる年にしよう!
スクワットのしゃがむ動作が深ければ深いほど、その人は誠実だ。
トレーニング後半の追い込みが激しければ激しいほど根性のある人だ。
トレーニングのバリエーションが多いのは勤勉な人だ。
トレーニング前後のサプリ摂取が徹底しているのは計画性に長けた人だ。