こんな本を手に入れたぞ!
オナ禁ジャーにとってのシンボルホルモン「テストステロン」について、アンチエイジングの権威クロード・ショーシャ博士が執筆した1冊。
ショーシャ博士って、だれやねん!こんな人らしい。
・・・・・?
まぁ、その道では超有名なようだ。
本書の内容は至極まとも。
テストステロンに関する、科学的・医学的な基礎知識、テストステロンを減少させる悪習や、テストステロンを向上させるサプリメントプログラム・医学的治療が紹介されている。
本書のメインターゲットは、加齢によるテストステロンが減少してくる40代以降。この年代は、そもそも生理学的にテストステロンが減少してくるので、正しい生活習慣に加えた+αが重要。そういう意味では、本書は非常に参考になるだろう。
アラサーの僕が本書を読んだ感想としては、
何よりもまず、「正しい生活習慣」を身に着けることの重要性だ。
本書によれば、テストステロンのピークは35歳。つまり、35歳まではテストステロンが高い値で推移する「はず」だ。しかし、現代は
・過度なストレス
・睡眠不足
・乱れた食生活
・運動習慣の欠落
など、テストステロンの分泌を抑制する社会構造になっているといっていいだろう。こういったテストステロンを抑制する生活習慣にメスを入れずに、サプリメンテーションなどの+αのテストステロン増強術は砂上の楼閣にすぎないという事だ。
本書でも、生活習慣の重要性は詳しく説明されている。
本書の特徴として、テストステロンを高めるサプリメンテーション、ショーシャ博士が実際に取り組んでいるアンチエイジングプログラムの秀逸さは必見だ。しかし、これはあくまでテストステロン分泌が減少してくる中高年気~老年期向けのメソッドだということを忘れないようにしたい。
青年期の男性はなにより正しい生活習慣。これを実践できれば、勝手にテストステロンが高まり、エネルギッシュな人生に自然となっていく。
この1冊でテストステロンについての基礎知識は網羅できる。
低テストステロンに流れる現代社会において、テストステロンに関する知識は必須教養だ。
本書を読んで、人生の武器としてのテストステロンを身に着けてほしい。