年始1冊目は「イノベーション・オブ・ライフ」を読みました。
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 作者: Clayton M. Christensen,James Allworth,Karen Dillon
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/03/29
- メディア: Kindle版
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著者は著名な経済学者で、本書のコンセプトは経済学における「理論」を人生における様々な問題に対して応用するというもの。
私、実は5カ年計画である経営系の資格を目指してまして、本年度はまず「経済学・経営学」に関するソフトな教材で下地を作ろうと思っております。それこそ、池上彰とかね。
で、手に取ったのが本書。
本書は突き詰めれば難解な理論を誰にでも訪れるであろう人生の難題に対して取り扱うため、非常に興味を持って読み進められます。
ハーバードのビジネススクールを卒業するエリートなのに、人生を踏み間違える人間が何故こんなにも多いのか疑問に思った著者。
キャリア、人間関係、家庭、子育て、信仰。
そこに、数々の試行錯誤や、研究、科学的法則を元に練り上げられた「理論」を使って、問題に対処し、幸せな人生を享受するというアプローチ。
本書を読むと、一見難解に感じられる「経済学」「経営学」と行ったものも、自分の人生というケースで展開されると、非常にためになるな、と。「キングダム」という漫画がビジネスパーソンに人気なように、身近に感じやすいものから手を出していくと挫折しないかも。
本書の最後に「たった一度だけ」という章があります。
安息日には球技をしないと神に誓った著者。そんな中、大学のバスケチームの優勝決定戦が安息日に訪れます。そこで、著者は試合に出るよりも、自分の誓いを尊重したというエピソード。
これはオナ禁にも通ずるな、と。自分との約束を破っても、他者に迷惑はかかりません。だけど、自分は平気で誓いを破る人間であるという自分への見方を形成しますよね。
・たった一度だけ
・今日くらいは
その悪習が自分の人生を創っていく。自戒していきます。
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 作者: Clayton M. Christensen,James Allworth,Karen Dillon
- 出版社/メーカー: 翔泳社
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